スタッフの米本博です。
春のお楽しみ、お花見は今年も長野県の高遠の桜。
早朝６時３０分に自宅を出発。高速道路を一路北にひた走り伊那インターには９時到着。
週末ともなれば、インターから高遠城址まではたいへんな渋滞になるそうですが、幸いきょうは平日。その心配はいりません。
中学校のグランドに設けられた臨時駐車場に車を停め、そこからは一人１００円
を払ってシャトルバスに乗り込めば、ものの数分で高遠城址の入口に横づけです。
昨年は河川敷の駐車場に車を停めたおかげで、頂上まで歩くこと２０分。
運動不足がたたったのか、膝はがくがくいっていましたが、往復二人で４００円でこんなに楽ができるならホームページで書いといて・・・と文句の一つも言いたくなります。
さて、南入口から眺める高取湖。
あいにく、少し雲がかかっており中央アルプスはきれいに見えなかったのが残念です。
湖畔に立つ高遠ホテルでは、そばまつりが開催中でしたがお昼にはすこし早すぎましたのでお楽しみは次回に。
ガイドブックでよく取り上げられる桜雲橋。城址公園内では代表的な撮影スポットですが、平日のうえ八分咲きということもあってか、思ったよりゆっくり見物する
ことができました。
次に向かった先は高遠から車で３０分ほどの信州伊奈梅苑。
「今が見頃・・・」とインターネットでは報じられていましたが、蕾はまだ固く閉じ
られたままでした。
早々に退散して次の目的地、奈良井の宿までは権兵衛トンネルを経由すれ
ば３０分ほどの距離ですが、４月３０日まで通行止めのため国道１９号を迂回
することに。到着予定時間が大幅にずれそうです。
この日、気温は７度。宿場町に吹く風のなんと寒いことか。
遅めの昼食はお約束の信州そば。
残念ながら、そのお味はサガミと大して変わらず・・・
南木曽の天白公園・なぎそミツバツツジは、まだ三分咲きのためパスして次に
向かった先は妻籠の宿。ここも観光客は少なく閑散としていました。
いきなり物影が飛び出してきたネコ。
おいで・・・と手招きすると、「気安く呼ぶな」とばかりに睨みつけられました。
近寄って撫ぜてやればゴロゴロと喉をならし気持ち良さそう・・・。
ネコと付き合って３０年。ふふふ・・・わたしの手にかかればどんなネコだって
ニャーニャーとおねだりしてくるのさ。
小腹も空いたことだし、ぜんざいで体を暖かめませう。
人影もまばらな石段を駆け下りた先で見学コースは終わり。
そろそろ帰路に着くとしますか。
駐車場に停まっているのは私の車を含め２台。頭上ではつばめがひっきりなし
に飛び交っています。
暮れなずむ山々を背に一路我が家へ・・・
無事、家に帰還。それにしても全走行距離４００キロは体にこたえました。
帰り道に食べたラーメンでお腹はいっぱいですが、旅の締めくくりはやっぱり高遠まんじゅう。
おいしくいただいたら歯を磨いてオヤスミヤス。
