11月16日 痛かった・・・

こんにちは。スタッフの丹羽です。

先週は風邪を引きお休みさせて頂きました。
最初は娘の鼻水&咳からはじまり
その後私が鼻水と咳、しかも熱まで出てしまいました。

耳鼻科でいただいた薬をのみゆっくりしながら
熱は1日で下がったのですが、まだ少し咳が続いております。

この週末は暖かいお出かけ日和ですが
来週からはまた寒くなるのでみなさんもお気を付け下さいね。

さて、久々に耳鼻科を受診して思い出したのですが
私は子供のころ、副鼻腔炎で悩まされておりました。

鼻は詰まるし頭が重い、なんだかボワ~っとした感じが
毎日続き、近所の耳鼻科に通院していたのですが
全く良くならず漢方薬も飲んでいました。

小学6年生の時に扁桃腺の手術を受けるため
市民病院へ行ったのをきっかけに副鼻腔炎の治療も始めました。

その治療の方法が「シュミット」というものです。
鼻の穴に麻酔のため10㎝から15㎝ほどのガーゼをいれ
(この時点でかなり痛い・・・)
その後、先端の尖った細い器具で鼻の穴から
膿がたまっている方の頬へバキッと指す・・・いやぶっ指すのです。

その音と衝撃を私は今でも忘れません。
鼻が折れたと思ったほどです。

その後、何か細い管を穴の空いたところに入れ
生理食塩水を送り込み、たまった膿を洗い出すのです。
文章にするとなにかすごい恐怖を感じますね。
でも、本当に辛い治療でした。

この治療を約1年、週1回受けておりました。
(今なら考えられない・・・子供のころの私って強かったな・・・)

それでも完治することはなく私は中学生になりました。
中学に入ると勉強や部活に忙しくなり
何となく通院が1週間に1回から2週間、3週間と
間が空きそのうち通院を止めてしまいました。

そのまま大人になり、就職したころです。
市民病院へ行く機会がありました。
他の科を受診したのですが、ついでに耳鼻科も受診しました。

もちろん私が通っていたころの先生はおりませんが
今までの経緯を話し、レントゲンを撮ったのです。

30分ほど待合室で待って中に呼ばれると驚きの一言。

先生 「丹羽さん、本当に副鼻腔炎なの?」
私   「えっ!?」 とレントゲンを見る。
先生 「きれいなレントゲン写真だよ~」

本当に驚きました。
なんと完治していたのです。
私のレントゲン写真の頬にはいつも白く曇ったものがあったのに
その白いものが全く無くなっていたのです。

ほっといても治ることなんてあるんですか?
と質問するも先生は苦笑い。

長い間、頭痛があるたびに自分は副鼻腔炎だから仕方ない・・・
と思い込んでいた自分にちょっと笑えました。

病気って不思議ですね。

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