こんにちは。スタッフの米本博です。
昨日は冬至ということで、柚子湯で体を温めた後、夕食にかぼちゃの
煮物をいただきました。
「どうして冬至にかぼちゃを食べるのか知っている?」
冬でもお風呂上がりは冷酒でいっぱいが私の呑み方。
高山のガラス専門店でみつけた、すこし大きめな切子のぐい飲みで
ちびちびとやっている私に、いまどき小学生でも知っているようなことを
聞いてくる妻。
たしか、去年の冬至も同じこと言ってたよな。
「あらそう。じゃあ、運盛りって知っている?」
「おいおい、食事中だぞ」
「馬鹿。そんなんじゃないわよ。 知らないの運盛りを?」
「知らんよ。そんな言葉初めて聞くなぁ。で、なんだい、その『うんもり』って」
「だいこん、にんじん、れんこん、ぎんなん、うどん・・・ここまで言えばもうわか
るでしょ」
「んが付いている食べ物ばかりだな。それがどうした?」
「冬至に『ん』が付く食べ物を食べると運が呼び込めるらしいわ。縁起かつぎ
みたいなもんよ」
「そういうことか。なるほどね。で、きょうのおかずは?」
目の前に出された料理を見ると、かぼちゃ、刺身、きのこの炒め物
あとは味噌汁か・・・ ん、どこにも『ん』はないぞ。
「そりゃそうよ。わたしもさっきテレビで初めて知ったんだから」
柚子湯で温まった体が冷えてまいりました。熱燗でやり直すとしますか。