今朝のNHKで放送された番組ですが、地域で活躍する町医者が
とても心に残りました。
画面には、診療室で医師の手を握りしめ泣き崩れる人が映っています。
ご主人さんをガンで亡くされた奥さんです。
「先生。なぜ主人をもっと早く病院に連れていかなかったのか・・・
悔しくてたまりません」
医師は言います。
「あなたがそう思う気持ちはご主人に届いていますよ。姿・形はなくても
あなたの傍にはご主人がいつもいます」
緑内障を患っている女性には、
「病を治すには、まず心が元気にならなければね。元気だそうよ」
この医師のモットーは「心の通う診療」。
患者さんに掛ける言葉のひとつひとつに、人を思いやる気持ちが
滲み出ています。
診察室では、どうしても医者と患者という関係だが
やっぱり、人と人との関係なんだよね。
心の通わない診察は、僕はしたくない。
気負いも気取りもなく、さりげなく語る医師。
こんな医師に出会えたらいいな、と思うと同時に、私自身がお客様から
そう思われる不動産屋さんにならねばと反省させられました。
今年、一年ありがとうございました。
本年の営業はきょうで終了し、年明けは1月5日(月)から営業いたします。
どうぞ来年もよろしくお願い申し上げます。
よねもと不動産
米本 博